国内最大級の健康博覧会が、3月13日から15日の三日間、東京ビックサイトで開催された。
主催者からの総入場者数の発表は確認してないが、事前予想では40,000人と聞いている。
この健康博は、Be to Beの大商談会でもあり、高齢社会、生活習慣病など健康に対する関心が高くなっていることが背景にある。
今回、三遠南信クラスター推進会議 医食農連携研究会のコーディネーターとして初めて参加した。
豊橋を中心とする東三河と浜松の12団体、16品目が、三ケ日みかんと青じそをテーマに、健康を増進する付加価値の高い商品を出展した。
ブースには、メーカーや商社、小売業など新しい商品を求めて訪れたのは勿論だが、医食農研究会の活動を知りたいと自治体からの質問が意外と多かった。
三遠南信地域とは、豊橋を中心とする愛知県三河地域、浜松を中心とする静岡県遠州、飯田を中心とする長野県南信州が、県境を越えて広域に繋がっている地域である。県境は行政区割りであるが、本来地域とは生活圏、文化圏、経済圏である。
このように県境を越えた地域が、地元の農産物を使い切磋琢磨して商品開発している様子に興味をもたれたようだ。また、愛知県は健康寿命第1位で、静岡県が第2位である。北海道のある自治体に関係する人が「なぜ愛知県と静岡県は、健康寿命が長いのか?そこを知りたい」と質問された。
残念ながら、正確な答えは持ち合わせていなかった。