文化の通訳

文化の通訳

 発展途上国に学校を作り続けている「YES30」は、来年で20年になる。

YES30は、バングラデシュ、ベトナム、カンボジア、インドネシアなど、アジアの発展途上の地域に現地の状況に合わせて、主に小学校の教室を建ててきた。
最近はアジアの国々が経済発展してきているので、建築コストが高騰し従来のような教室の増築が厳しくなってきた。そこで箱モノの支援から他の方法に変えていこうという意見が出始めた。

そんな中、会のオブザーバーであるオイスカ高校の友田先生から興味深い話を聞いた。

「留学生は学習はもとより、日本の心、規範、文化を体験して自国に戻り、日本の企業に就職している生徒が多くいる。日本語が話せるので通訳をすることが多いが、「言葉の通訳」だけではなく「文化の通訳」ができる人材が、日本の現地法人に喜ばれている」

日本の文化である規範、信頼、伝統 結などの資質を体験し、言葉だけでなく暗黙知を会得したことが、現地の人と日本人スタッフの橋渡しとなり、より高い経済効果をだしているようだ。


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