人口ピラミッドから見えてくる少子化問題

過日、静岡理工科大学で少子化対策のワークショップが、大学生(大学院生含む)と社会人併せて約40人が参加して行われた。男女の構成はほぼ半々であった。
発表した少子化の現状を、ブログに載せてみる。

 平成22年(2010年)の人口ピラミッド[図1]の一番膨らんでいるところは、団塊の世代と言われた63歳前後である。ピラミッドの頂点は100歳を指しているが人数はそれほど多くなく釣鐘型である。1955年の人口ピラミッド[図2]は、ピラミッドらしい三角形を成している。頂点は92歳ぐらいを指している。次に2050年の人口ピラミッド[図3]の予想図だが、頭でっかちで下に行くほど細くなり、見るからに不安定な形である。頂点は100歳を指しているが、100歳の人口の多さが図から見てとれる。多くの高齢者の社会保障を若者が支えていくには、持ちこたえられない不安定さだ。今後不就労者である65歳以上が増えることは、年金等の社会保障費用に関わる働く世代の負担が多くなり、少子化でさらに働く世代が少なくなれば、成り立たなくなることが懸念されている。又、若者が少ないと、社会の変化を拒否し地域が停滞する恐れがある。

 人口ピラミッドから見えてくる少子化問題

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