世田谷ものづくり学校



 知人のメールに「世田谷ものづくり学校」という文言があり、気になって過日訪問しました。

「世田谷ものづくり学校」は、世田谷池尻中学校が統廃合され中学校再利用の方法としてデザイン・建築・映像・食などのクリエーター達の活動の場になっていました。2004年にできたものづくり学校ですが、夕方訪問したせいか、工房らしき元教室だった空間は、作業する人も無くなんとなくほこりっぽく感じました。しかし、姿は見えないのですが「本日貸切」と書かれた喫茶室から、賑やかな若い人たちの声がしてなぜかほっとしました。パーティーでも始まるのでしょうか。

 学校の廊下には、いくつものパンフレットが無動作に置かれ、その中に「ビンタ本」という変わったタイトルの本が目に止まりました。「ご自由にお持ちください」と書かれていたので一冊いただいてきました。パラパラっとページをめくると、モノクロだがセンスのいい写真と、歯切れのいい文がなかなか面白い構成で作られていて、開校当時のクリエーター達の質の高い勢いを感じました。

 私がこの学校に興味を持ったのは、マンションや住宅が密集している地域の中の廃校です。人口密度は高いと思うのですが、建て替えではなく廃校にしてしまうということは、少子化により生徒数が減ったということなのでしょう。
日本中いたるところで少子高齢化ですね。


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