和風住宅と白木みがき

 来年の4月から消費税が上がるということで、駆け込み需要が伸びていると聞く。

 たくさんの新築住宅のお掃除をさせてもらっていますが、床の間や広縁を備えた和風住宅は随分減ってきました。
そんな中、今日は久しぶりに和風住宅のお掃除に入らせてもらいました。

 左官屋さんが、壁の中塗りを終わった後に、私どもが伺って無垢材の白木(主に檜)部分を丁寧に磨く仕事です。
真新しい柱は、人の手に触れると、手の脂がついてしまい指の跡が残ってしまいます。それを防ぐために白木磨きをします。

 白木みがきが終わると、左官屋さんが再び入り、壁の仕上げ塗りをします。

 日本の家屋は、障子、壁、柱に見られるように、紙、土、木など自然界の材用をふんだんに利用し、活かしています。
自然界の材料でできた日本の家屋に、風や光が加わり、一層居心地の良い空間をつくっていきます。


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